お金は器の分だけ入ってくる
こんにちは、FIRE目指すアラフォーサラリーマン、ホンコン☆です〜!
本日はコンサル生さんのLさんと散歩しながらセッションしてきました〜。
Lさんはデザイン系のビジネスをしていて、主な商材は動画コンテンツ販売、店舗でのレッスン業、オンラインでのレッスン業、デザイン制作、をしてらっしゃいます。三十代の女性で、自立に向け頑張ってるところです。
今回、新たに小口のデザインの依頼が来たとのことで、その値段設定についての相談をしました。
クライアントはオリジナルのジュエリーの製作販売を手掛ける自営業のクリエイターの方で、副資材のデザイン依頼です。
Lさんはロゴデザインは数件実績あり、アパレルの法人から1社受注実績あり、というレベルです。バンバンやっているプロではなく、駆け出しです。
値段をいくらで提示するのがいいか、という相談でした。
で値段なのですが、結論としては、当初の40倍にしました!(爆)
上げましたねー(笑)
Lさんは知り合い経由で依頼を受けたらしいのですが、最初に話を聞いたときはやりたくない・ネガティブな感情が出てきたと言います。
なんでかなと思って散歩カウンセリングをしていくと、、、
・話を聞いたときに頭に値段が5000円ぐらいが思い浮かんで、その金額ならやりたくないと思った。
とのこと。
Lさんが最初に抱いたネガティブな感情はただ値段が合っていなかったからです。
仕事をやりたくないわけではありません。
Lさんはスキルや経験、実績に対して人からお金を貰うマインドが追い付いてない状態でした。
ですのでマインドを上げて、現実をおいつかしてもらうことにしました。
マインドは育てることができます。
お金に関するマインドも然り。
具体的には、
・5万円ならどう思うか?どういう感情になるか?やる気はでるか?ビビるか?
といった感じでLさんの今の適正レベルと、ステージを上げるレベルを聞いていって、最終的には、10万円なら妥当の上限、20万円ならもらったことないのでビビる、ということで、20万円で提示しましょうとしました。
なお、20万円なら受注できるという意味ではありません。受注優先なら下げて刻むべきでしょう。
価格を考える際、以下のような考えが頭に思い浮かぶと思います。Lさんもそうでした。
・この価格を提示して何て思われるだろう?
・この価格では高いと思われるんじゃないだろうか?
・この価格だと案件がなくなるんじゃないだろうか?
・クラウドソーシングとかだと5000円ぐらいだから、これぐらいが妥当なんじゃないか。
この思考ってどこに注意が向いているでしょうか?
そう、自分以外です。
自分への注意が足りないんですね。
本当は、
①自分がいくら欲しいのか、いくらであるべきか。
②相手がどう思うのか(発注するかしないか、価格弾力性)
の順番で考えるのが良いのですが、ついつい②に意識が向いてしまう方が多いと思います。
①を満たさないといい仕事もできないんですが、ついついおざなりになってしまうと。
特に個人事業の方は多いです。一人で決めないといけないので。
サラリーマンでも、失注したくないから安くしとく、というのはあると思います。
が、
アナタはもっと求めてもいいんですよ!
アナタはそれに値するヒトです。
クオリティが価格に見合わなければ、クオリティを上げればいいんです。一時の案件は減りますが、クオリティ上げればまた増えます。
そのクライアントが価格帯が違うのであれば、追う必要はないんです。だってターゲットじゃないので。本来狙いたいターゲット顧客じゃない客層が来る方が問題です。価格はシグナルですので!
とはいえ目の前の案件をロストする怖さは分かります。人間ですもの。(みつお)
そんな時のコンサルです。自分一人では怖さを克服できなくても、二人三脚でやれば乗り越えられます。
それに失注したとしてもその分売上が下がるだけです、後で挽回すればOK。
今はなにより自己成長を優先すべきステージですよねとLさんと話しました。今上げておけば長期的に見れば余裕で回収できます。
Lさんも当初はえ~そんな価格なんてできない!って言ってましたが、セッション終盤で実際に見積り提出まで完了するとこまで一緒にやったのですが、終わった後はハレバレとした気持ちになったと言ってました。
ちなみに後で出しますという感じだったのですが、後で一人になって見積り出そうとしてもまた戸惑ってしまうだろうから、セッション中に出してもらいました。
ヒトってこんなに劇的に変われるんだな、成長できるんだな、と私も学ばせて頂きました。
成長し喜んでくれて私もうれしかったです。
ちなみに、デザイン料の相場って皆さんご存じでしょうか?
知識・情報は武器です。あれば、マインドを上げる手助けにもなります。
Google検索程度ですが、調べてみると以下のような事例があるようです。
BBCのロゴデザイン 2億円
ペプシのロゴデザイン 1億円
奈良国民文化祭ロゴ(水野学さん) 500万円
制作期間や対象、目的で価格はぴんきりでしょうが、上記価格なんだと知ったら、20万円もそんなに高くないと少し思いやすくなるんじゃないでしょうか。
お金はその人の器の分だけ入ってくる。
自己啓発本でよく言われることですが、本当にそうなんです。
具体的にそうなるメカニズムの一つとして、今回のような価格設定の場面で出てきます。
器の分の価格を提示するので、当然その収入になります。
人間が考える価格なんて基準点次第で変わります。
また朱に交われば赤くなるです。上を見れば上に近づきますし、下を見れば下に降りていきます。
なので上だけを見てマインドを成長させていく。これが鉄則。
今回は値段設定についてのマインドでした~。
ではまた~!