ビリーフ
こんにちは、FIRE目指すアラフォーリーマン、ホンコン☆です~!
クライアントさんとのコーチングでマインドについてやりましたのでそれについて。
このクライアントさんはお金に対して呪いが複数かかってまして、その中の一つに
「私にはお金がない。パワーがない。資格もない。」→そこから感じる劣等感
というものがありました。
信念、ビリーフシステム、透明な信念、などいろいろな呼び名がありますが、理性レベル(ダニエルカーネマンで言うシステム1)ではなく本能(システム2、潜在意識)でのお話ですね。
今回はこの信念が何故起きているのか、深く潜ってみました。
心深100mぐらい潜ってみると、ありました。小学校までさかのぼります。
記憶および体験:服がお下がり、小学校で物品を持っていけない、母は仕事で家にいない、遠出する際は飲食物は自作して持参、
形成された自己認知:私はお金を使ってもらえる価値のない人間だ
そこから感じる情動:劣等感
どうやらここらへんで形成されたようです。
場面:お金を使えない → 感じる情動:劣等感
人間はネガティブな感情を回避する生き物ですので、よくよく聞いてみると、
中学校ぐらいのときは家にある商品券を勝手に使って買い物してたらしいです。
ご本人の内的ロジックは以下の通りでしょう。
対策:お金を使う → メリット:劣等感の解消(優越感)
そりゃそうですよね。劣等感なんて誰も感じたくないです。解消できるなら一刻も早くなくしたいですよね。このクライアントさんはお金を使うことで解消していたようです。もちろん本人に自覚はないですけど。本人になんでお金を使うのか聞いたら、きっとおしゃれしたいからとか必要だったからとかシステム2(潜在意識)が出してきた模範解答が返ってくるでしょう。でもそれじゃないですよね。本当は。
あと、少額のものを多量に買っていたし今もそのようです。
私には金額の高いものを関わる資格はない、という自己認知が働いていますね。
この信念だと、いくら年収が高くなっても、ポンとお金が入っても、すぐ使ってなくなってしまいますね。
そして、お金を一瞬所持して、私はお金を使えるんだパワーがあるんだ、と思っても、そのお金がなくなったら、どうなるでしょうか???
そうですよね、元の、私はお金がない・使えない・パワーがない、というのに戻っちゃいますよね。
このままだとお金持ちではないですし、何より本人のメンタルによくない。
もちろんこの信念を行動のドライバーにするのはいいんですよ。
お金を稼げば劣等感を解消できるんだから金持ちになってやる!みたいな。
世の中にはそうやって金持ちになっている人はたくさんいますし、成果出している人に多くいますよね。
稼ぐ力がむちゃくちゃ強い人でこの信念が補正されていない人が、よく歴史や週刊誌に載ってますよね。目立つので。
一方、幸せなお金持ちになりたいのなら、変えていったほうがいいですね。
クライアントさんにはまず自分がお金を使っている理由を自己認識してもらいました。
今回のコーチングはここまでで、次回はじゃあどうやってその信念を書き換えよっかというのをやります。
①私はお金を使ってもらえる価値のない人間だ →この信念を持つに至った当時のメリットは何か。
②マイナスの信念の内的意味づけを変える。
③マイナスのビリーフが働いている時を頭の中に思いだす。感じて、遠ざけて、影響を弱める。
④新しいビリーフを言語化し、設定する。
いや~、人間って面白いですね。最近年をとるほど人間というもの、人間心理が面白くなってきました。
ではまた~!